「牛島の藤は樹齢千年、熊野の藤は、数百年と称となえられ、その花穂の如きも、
前者で最長九尺、後者で五尺余と聞いて、ただその花穂にのみ、心がおどる......」
「祖母が営んでいるせんべい屋があるんだが、君も食べてみるかい?」
休日はサッカーに明け暮れ、平日は小説家になるために執筆活動をしている文武両道な20代男子。
藤の花と猫と祖母の営むおたけせんべいをこよなく愛している。
執筆時、サッカー時はメガネとコンタクトを使い分ける。
祖母の店番をするときはお洒落な和装と藤の花のピアスを愛着している。