萌えキャラ化なので、ターゲットは百貨店にあまり行かない若者層だと
推測させていただきました。
現在、至るところに擬人化・萌えキャラ化した宣伝があり、
その中で、一目見て「ん?」とまず立ち止まって興味を持ってもらうことが
重要だと思いますので、他のキャラクターに埋もれてしまう、
見やすさを意識した太い線・ハッキリした色付けではなく、
最近の若者に人気な、レイヤーを重ねた手の込んだタッチのキャラクターを意識しました。
松坂屋は呉服店からということで、着物を使いました。
「ちと昔の文明開化の頃は和洋ごちゃまぜやった。難しぃ考えず、和服なんて好きに着ればよろし。」
と言っているような、良いと思ったものはドンドン取り入れていくおばあちゃんをイメージしました。
帯には松坂屋のマーク、着物の柄は昔松坂屋で使われていた
イメージフラワーの包装紙をそのままの色で使いました。
また、「あ、静岡だからね」と見た方々が楽しんでもらえるよう、
帽子には蜜柑、着物の色は富士、羽織は抹茶色にしました。
羽織の柄は、以前使われたアドバルーンを今年は
香香の誕生もあったので取り入れましたが、ミスマッチであれば差し替えます。